化粧水は肌の水分を補ってはくれない!?
★長時間のフェイスマスクはNG❗
洗顔のあとは、お気に入りのフェイスマスクや、
化粧水をコットンやシートマスクに
含ませてパックをする、
という方も多いのではないでしょうか
使用時間の指定があるものを除いて、
肌にフェイスマスクをのせておく時間は、
基本的に3分までにしてください。
5分、10分と放置してしまうと、
肌の水分や皮脂をコットンに
奪われてしまうからです。
もしも、3分以内に渇いてしまったら、
化粧水を足すのを忘れずに
必ず湿った状態を保ちましょう。
「洗顔後軽く化粧水をつけただけでは肌がつっぱる」
「フェイスマスクをしないと肌の調子が悪い」
という場合は、すでに肌の乾燥が進行しています。
肌が乾燥する原因は
表皮の角質層が傷ついて皮膚のバリア機能が
働かなくなってしまっているからです。
そんな状態でフェイスマスクをしたら、
余計に皮膚がふやけて水分が
蒸発しやすくなってしまうだけです。
洗顔の頻度や方法を見直しつつ、
肌の新陳代謝であるターンオーバーによって
角質層が再生されるのを待つしかありません。
また、化粧水は「肌の水分を補うもの」
と思っている方も多いのですが、
残念ながらそれは間違い。
私たちの肌は、
自分自身を守る生体防御の
システムが備わっており、
決して異物を受け入れないようにできています。
どんなに優れた化粧水でも、
肌にとっては「異物」であり、
化粧水の水分がそのまま
肌の水分になることはありません。
フェイスマスクをしたときは
「肌がぐんぐん化粧水を吸い込んでいる」
と感じても、真皮はおろか、
たった0・2ミリの表皮にすら
とどまることができず、
しばらく時間が経つと水分が蒸発し、
また乾燥してしまいます。
化粧水にできるのは、
肌をクールダウンさせて炎症をおさえたり、
美容成分で角質層の働きを整えることです。
パックをしたところで肌の水分量が
増えるわけではありませんので、
誤解のないようにしてください。
保湿が目的ではないので、
保湿成分や美容成分をたっぷり配合した
高い化粧水である必要もありません。
『化粧水=保湿』ではないことを忘れずに⚠️