鍼灸師、美容担当のnori._.koです！
前回お伝えした「悪習慣」について
引き続きお伝えさせて頂きますね(*´▽`*)
今回は美顔ローラー＆マッサージについてです。
Part2 美顔ローラー&マッサージ
美顔ローラーやマッサージは
摩擦するたび保水力もバリア機能も低下します⤵︎
むくみの解消や小顔を目指して、
美顔ローラーやカッサを使ったり
自分でフェイスマッサージを行う方もいるでしょう。
ですが肌に摩擦を与えるほど
皮膚がたるんでしまうことをご存じでしょうか❓
顔の皮膚は、表情筋と
付着し靭帯によって
顔の骨とつながっています。
靭帯はゴムと同じで加齢や摩擦によって
伸びていきます。
伸びたゴムとなった皮膚は、
上から下へとなだれのように
垂れ下がってしまうのです。
とくに、日本人は皮膚の表面が非常に薄く
欧米人の３分の２ほどの厚さしかありません。
そのぶん摩擦にも弱いので
コロコロと美顔ローラーをあてたり
フェイスマッサージをすると
肌は傷ついてしまいます。
「間質細胞」
皮膚にある層の一番外側の
角質層内で角層細胞同士の間を埋めている
「細胞間脂質」には保湿成分があります。
この主成分にあたるセラミドは、
水分を保持するという優れた能力を持っています
セラミドが抱え込んだ水は
どんなに過酷な環境でも
蒸発したりせず潤いを保てるのですが
摩擦には弱いという特徴があります。
例えば、枕に顔をこすりつけるだけで
水分を流出してしまうのです。
セラミドを失うと、保湿だけでなく
バリア機能も一気に低下します。
紫外線ダメージにも弱くなり、
コラーゲンやエラスチンといった
肌の若さを保つ成分もダメージを
受けやすくなりますし、
乾燥スパイラルに陥って毛穴が目立ち
毛穴が開くと吹き出物も
できやすくなる場合があります。
肌をたるませず、潤いを保ち、
毛穴を開かせない最も簡単な方法は、
触らないことです。
物理的な刺激を受けることで、
毛細血管が拡張してホルモンバランスが崩れて、
肝斑が発症する可能性もあります。
摩擦をやめるだけで、
肌はキメ細やかになっていきます。
特に、目の下は表皮も皮下組織も非常に薄いため
少しの摩擦でもダメージを受けやすい場所です。
目のまわりをこすったり、
マッサージをすることはやめましょう❗️